晴耕雨読

晴耕雨読

忘れてしまうから残す

日記

0824 鳥肌が波打つ

かなり久しぶりに本屋に行った。欲しかった本を探して向かったのは横浜そごうの紀伊国屋書店で、グルグルとほとんどのコーナーを見て回る。新書、文庫、雑誌、カルチャー本、啓発本、政治、IT系、哲学書、資格本、医学書、絵本、児童書。気分的に読みたい気…

0811 月が綺麗

猫と暮らすこと、本気で考えようかなあ。そうなんとなく決めて口に出したりしてみたらなんとなく今までよりうっかり生きやすくなった気がして、「あ、未来があるってこういうこと?これだけ?」と呆気にとられているここ最近。今住んでる部屋があっという間…

0703 世界は自分が思っているよりも広いし、わたしは26歳でターニングポイントを迎えているらしい

深夜5時に目が覚める。昨晩、お腹がすいていたけど作るのも何するのも面倒でそのまま寝てしまったために、低血糖なのかなんなのか身体が重く、起き上がる気力がなにも湧かずにいる。その姿勢のままスマホを弄りだし、なぜかSpotifyを開いて“最新情報”の欄か…

0408 やらなければならないことを続けられず、そういうことがある度「自分は物書きにはなれない」と痛感する

自分の人生は、なにかを「続ける」ということに固執し続けるものであるように思う。皮肉にもそう「続け」てはいるのだけれど、『恥の多い生涯を送ってきました』を言い換えて、『逃げの多い生涯を送ってきました』とでも言おうか。なにかしらのきっかけで始…

0112 よしなに、2023年

わたしはいつか大阪に帰るんだろうか、と考えることがある。帰るんだろうか、いや、帰ることができるんだろうか、いやいやむしろもう帰りたい、と。家から、大阪から早く抜け出したくて抜け出したくてしょうがなくて、1年間大阪から鎌倉へ旅もどき、みたいな…

1209 『仕事が楽しい』ってなんなんだろう

新しい仕事を始めて1ヶ月が経った。いつのまにかマフラーをしても手袋をしてもなんのおかしさもない季節になっていて、来月はもう2023年らしい。なので最近はさてはて年末年始をどうしようか、と考えている。実家に帰ればいいような気もしているし帰るための…

1203

最近Bluetoothイヤホンの調子が悪い。横浜駅のあの京急やJR、東急東横線を繋ぐ大きく広い通路を通るとゴ、ゴゴゴ、ガガガ、ガガ、と音が途切れる。またか、と心の中でため息を吐いて仕方ないのでポケットに入れているスマホを手に持って心持ちイヤホンに近づ…

1110 渋谷から横浜が遠く感じる

新しい仕事で都内まで通い通いしながら日々を過ごしているこの11月。そのため、あー渋谷から横浜って遠いよなあ、って最近思っているんだけど、いやそりゃあ遠いよね、なんて1人我に返っている。東京から神奈川。県またいでんじゃん、と改めてなのかなんなの…

1102 怒られたくないからもう殴られたい

柴崎友香さんの『わたしがいなかった街で』を読もうとするが、考えごと、悩みごと、切ないこと、悲しいこと悔しいこと迷っていること、がひたすら脳内を駆け巡っていて集中できなくてやめる。読んではいる、頭の中で声を出して呼んではいる、のに物語が入っ…

弟が死んだ夢を見た日

家族が死ぬ夢はどうやら吉夢らしい。人が死んだ夢は今までたぶん見た事がなくて初めてだったけど、めちゃくちゃ悲しくて、ああ、家族を愛している、ってこういうことなんだな、とも思った。加えてその日はほんとうに、転機の日だった。兄弟が死ぬ夢は「これ…

1007 どうもわたしは接客が好きらしい

「接客が好きです」と、そう言葉にしたことは今まで全くなかった。カラオケ屋で働こうがオムライス屋で働こうが定食屋で働こうがゲストハウスで働こうが小売店で働こうがラーメン屋で働こうが、結果的にただ“接客を主にする仕事”にたどり着くことが多かった…

0909 たった3ヶ月ぶりに地元に帰って

帰りの夜行バス、深夜2時。急に悪夢に襲われた。座り心地が悪いのか夜行バスでは大概靴を脱ぐけど雨に濡れたし匂いが気になるので脱いでいないからなのか、おしりがやけに痛くて眠りが浅かったのも原因だと思う、完全に悪夢だった。しかも夜行バスの中だった…

0711 くらいはなしをしようか

ここ最近、自分はなにがしたいのかをよくよく考えている。働かなくてはいけない、生活をしなければいけない、暮らしを成立させなければいけない、お金を払わなければいけない、その中で、また、“やりたいこと” ばかりを考えている。ずっとそうだった。やりた…

0708 今日起こったことについて考える

梨泰院クラスを見ながらイソがセロイを心配するシーンで「今日顔色悪いね。なんかあった?」なんて言われたことなんてなくないか?わたし。と思った。そんなことを言うと言われたいのか?なんて思われて厚かましく感じられるだろうか。それに「顔暗いけど………

0930

もうあと3ヶ月もすれば凍えるような風の吹く冬が来て、いそいそと何十枚とある年賀状に腰を上げ、そうこうしているうちにはもう2020年を終えてしまうらしい。2019年から2020年に変わった時のことはまるで昨日一昨日のことのような気がしているのにな、とおも…

0828 嫌よ嫌よも好きのうち

8月28日金曜日。書いていて、あ、もう金曜日?だなんて、日記か手帳を書かなかったら意外と日付感覚って簡単にずれちゃうんだよな、と考える。昨日の早朝になかなか寝付けず結局部屋を整頓し出した時にはそういえば日記帳が2冊ほどでてきていた。2018年末か…

0611 わすれてしまうから残す、でいい

朝、早く起きたのに二度寝したらもうこれ以上寝られませんよのアラームに起こされた。時間に余裕がなかったのと小雨だったので自転車で行き、降りた時に傘は自転車から取って持っていこうと思っていたのにすっかり忘れていた。店の中は冷房が効いていて、外…

0528 一人暮らしを初めて半年

初めて今住んでいる部屋に足を踏み入れた時のことは正直あまり覚えていない。去年の年末に色々な諸事情によって(あるいは自分の希望としても出たかったので半強制的にという形で)祖母の家を出なくてはいけなくなり、母の知り合いから少しだけ安く借りられ…

0514 かわいいを見せつける

昼間、もう今日はなにもしないぞというテンションのもとゴロゴロと自堕落にしていたら、ぽろりといつのまにかこんなツイートをしていた。 自分のおもう「かわいい」について考えてたら腹が立ってきてしまった 自分のおもう「かわいい」はずっとズレてる 「(…

0507

「周りは全然かかってないからなんか違う世界の話みたいやもん」久しぶりにスマホ画面を隔てて顔を合わせた友人にそう言われて初めて、ああたしかにそういう見方もあるのか、おもしろいなと純粋におもった。もしかすると自分だけ生きている、生活している今…

0417 完全自粛生活7日目

自粛している間、煙草を吸う時間が多くなったように思う。日常サイクルがおかしくて眠れない時、いつのまにか眠らずにこうして朝を迎えた時、1本で充分に思う日もあれば、寒さで手がかじかみながらも最大5本、吸い終わっている日もある。5時38分。空はすっか…

0408

2020年4月8日水曜日。バイト終わりに先輩が書いた好きな絵を見にほんの少しだけ、の気持ちで寄り道をした。流れる川のその上に掛けられた橋、の壁に書かれたそれは、いつ見ても変わらない、白と黒で描かれたシンプルなデザインで、いつもそこにいる。暗闇に…

0401

いま流行っているものが流行っていなかったら、とか、もし大学生をちゃんと続けていたら、とか、もし鎌倉のゲストハウスの住み込みスタッフに応募するのをやっぱりやめていたら、とか、いろんなことを考えていろんな未来を想像してみるけどけっきょくは今が…

0319

3月19日、多分晴れ。カーテンから覗く朝日が明るいから今日はきっと晴れなんだろうと思う。今日は上手く眠れなかった。2時半くらいまで実家にいて、そこからのそりのそりと自分の部屋に帰ってきたのがたぶん3時くらいで、そこから目が覚めてしまった。5時半…

0304

3月4日水曜日、朝から雨。相変わらず何曜日になんのゴミを出せば良いかをきちんと把握していなくて、今日もゴミを出さなかった。ペットボトルは溜まっていないし燃えるゴミは今日じゃないし、プラスチックは金曜日に出す予定だから、うん、今日はない気がす…

0301

久しぶりに日記を書くからかどういう気分で、どういう感じにいつも書いていたかをすっかり忘れてしまった。日記なんだから今日思ったこと感じたことを書けばいいだろうとは思いつつ無駄に前のを読み返してみたりする。相変わらず自分の文章が好きだなと思っ…

0121 明けましておめでとう

2020年、明けましておめでとう。もう1月の後半にさしかかろうとしているというのに新年一発目の日記が今日になってしまったことに若干の引け目と後悔と罪悪感を感じるとともに、まだ1月の21日なんだなあと不思議なほど一日の過ぎていく遅さに驚きが隠せない…

1231 バンド好きになった2019年

少しぬるくなった珈琲を飲みながら、2019年はどんな年だったろうかと思いをめぐらす。7月に大阪に帰ってきたので7ヶ月間は鎌倉にいて、今のバイトを始めたのは11月の末だから期間的にはまだ1ヶ月とちょっと。なにかを辞めて、なにかを始めた年だった。それは…

1226

1月のシフトが「1月のシフト全員確認お願いします!」の文面とともにLINEに流れてきているのを見て、何となくホッとする。画像をポンと中指で押して画面いっぱいに表示させると、1番右に自分の列があった。BやらCやらDが、バツ印とともに並んだり並ばなかっ…

1219

買う予定もなにもない、ただただ可愛さに惹かれてしまっただけの2万3000円くらいであろう上着を試着しながら接客をされている時、オシャレな人は服屋の店員の接客を受けるんだろうか、受けなくったってオシャレなんだから実は受けたくなかったりするんじゃな…