晴耕雨読

晴耕雨読

忘れてしまうから残す

2018-01-01から1年間の記事一覧

ツバキ文具店

身近な人、いちばん身近な家族のためになにかがひとつでもできている、したいと思える人には、それだけでもうとても大きくてステキな才能があるなと改めておもう。好きだけど、好きとは言えない。「ありがとう」の一言もめったに言えない。「ごめんね」と素…

本を買うということ

ㅤ いつだったか。図書カードをもらえたあかつきにはとてつもなく喜び、はしゃぎ、なにを買おうか心を、胸を、ウキウキと踊らせていた時期があった。(たぶん)小さな頃から本を読むことは好きだったから、それはとても貴重なものだった。なにかいい事をした…

ばあちゃんに電話してみた話

夕日は人を惑わせるものだと思う。赤とも黄色とも橙ともいえない、あのなんともあたたかい色合いのそれは、今日、自分を素直にさせてくれた。ばあちゃんに電話をしてみた。 「もしもし」 「どうしたん」 ばあちゃんはいつも定番の挨拶である「もしもし」を言…