晴耕雨読

晴耕雨読

忘れてしまうから残す

0914

感じたままに生きていけやしないだろうか。


思ったままに、やりたいことをやりたいままに生きていけやしないだろうか。苦しくなった時、それがすぐ苦しくならないようにできないのが苦しい。辛くなった時、その辛さを一刻もはやく消し去りたいのにどこにもなににもなれないのが辛い。その苦しさが人に対するものだとした時、それを回避しようとするために人を傷つけてしまうことも苦しい。そういうマイナスな感情はだいたい人と関わりを持った時に生じるのだから、苦しい。

人と話したいのに、話しすぎると辛くなるのはどうしてなのか、心に訴えても答えが分からない。ただ苦しいんだよ、辛いんだよ、だからやめようよ、と、無邪気な子供が駄々をこねる。

会いたい人がいるのに、気持ちを整えてからじゃないと会えないのは、なぜ?誰にも理解されないんだろうか、この気持ちは。いや、誰かに理解されたいわけじゃない。それをきちんと管理できないのがただ、ただただ嫌なだけだ。もっとうまく操りたい。もっとうまく、誰にも迷惑をかけないようにできるように、うまく、もっとうまく。


22歳にもなってどうしてこんなに未熟なのか。22年間生きてきて、自分はなにを学び、なにを感じ、なにを自分のものとしてきたのか。情けない。劣っている。他の誰よりも。周りにいる友人よりも。よく行く店の優しい店員さんよりも。家族よりも。親よりも。弟よりも。誰よりも、自分は劣っている。劣っている自分とうまく付き合いきれない自分が、とても嫌だ。劣っている事実が嫌なんじゃない。劣っているのはもう仕方がない。そんな自分をうまくコントロールして、これから先もっと生きていくことができればそれでいいのだから。

ただ、もっとうまく、それだけ。