晴耕雨読

晴耕雨読

忘れてしまうから残す

1週間東京放浪生活(書きかけ)

9月12日 木曜日

髪を切って染めた。相変わらずあまり明確なイメージを持たずに行き、「こうしていいですか?」「これにしていいですか?」とほぼおまかせのような形で切ってもらう。私より後から来たお客さんが目の前に座り、テキパキと自分の要望を言っているのを聞いて少し申し訳なくなった。それなのに今回もかなり可愛くしあげてもらってしまった。美容師さんというのはやはり凄い。かわいい。かわいいな。

夜は友人と飲みに行きいろいろと話す。自分ではなんとも思っていない、もしくは考えないようにしていることもズバズバ言われる。うだうだ誰にも何も言われない1週間にするつもりだったがどうやら無理らしい。友人宅を転々としようとしている時点でそうだったのかもしれないが、自分の自分に対する甘さみたいなものを痛感させられた。なんにでもなれる、今の私の状況が羨ましいとも言われたが、それはそれで複雑だよ、苦しいよ、とは言えずに夜は終わった。深夜3時、沈みこんでいくように眠る。


9月13日 金曜日

朝起きる。仕事だと思えば目覚ましがなくても起きることができてしまうのに、全くできず10時頃に目が覚める。ベットが届くはずと言っていたのがもう既に届いていて、説明書を見ながら組み立てていった。案外簡単だったことに驚いた。もっと小難しいものだと思っていたのに小一時間で完成。一人暮らしはいいなと思った。

14時頃に泊まらせてくれる2人目の友人宅へ到着。体調が芳しくないとのことで頼まれたポカリを渡すと彼女の髪がふんわり短くなってることに気づく。かわいいと思う。「かわいいやん。切ったん?」と言ったら「短くしてパーマ当てたら絶対可愛いって言うから、切った」と話した。バイト先の店長の奥さんにそう言われたらしい。たしかに可愛かった。