晴耕雨読

晴耕雨読

忘れてしまうから残す

手を止める

手を止める。ふっと手を止めた。Spotifyで流れる曲に、手を止めた。最近ずっと感覚ピエロばかり聞いていたから、ああ、やっぱり自分はバラードが好きだなと思った。



6月病もきっとある。今はそんな時期なんだろう。やりたいこともやらなきゃいけないこともめちゃくちゃあるのに。何にも手がつかなくて、やりたいことすらも中途半端で、ああ、生きててもいいのかなって。



それでも、いいなと思った歌に手を止めて、変えようと思ったその曲に行くのをやめたりも、できる。感性はいつだって鈍ることはなくて、「あ、好きだ」と思えば反射的に、はたまた無意識に、はたまた意識的に、手を止めることだってできる。わたしは、そんなことだってちゃんと、できる。生きてるんだ。




生きてる限り、人は、いろいろやらなきゃいけない。好きなことも、好きじゃないことも、嫌なことも、嫌じゃないことも。



できる。今日も自分はきっとできる。この文章を書き終わったら、やろうと思っていたことをやろう。できる。できるんだから、わたしは。



まだSpotifyではいい感じの曲がかけられている。ああ、いい。歌は、やっぱりいいね。